今年は10本選べました!といっても年はあけておりますが。
BLEACH 千年血戦篇 #6「THE FIRE」
このアニメほとんど曇り空というか、どこか不穏な雰囲気を演出していたのですが、山爺の卍解で水分が蒸発してしまって、少しの間、晴れ間が見えるんですよね。この曇り/晴れがとても気持ちがよかった。
デリシャスパーティ♡プリキュア 第26話「ここねのやくそく!ピーマン大王への挑戦」
土田豊のギャグ回。ピーマン=苦い、といったイメージ。小さい子たちが見るこの時間帯に作られたアニメとしてもピカイチの挿話。ピーマン料理カフェなんてあるんか? と思ったが、わりと野菜ソムリエがやっている野菜中心のカフェみたいのはあるらしい。
その着せ替え人形は恋をする 第8話「逆光、オススメです」
廃墟/海の暗さと明るさの対比が見事な挿話だった。手に持ったものをカラスに向かって投げるカットの心地よさ。贅沢な時間がアニメーションに宿っていて最高でした。
陰の実力者になりたくて! #5「アイ・アム……」
「かつて核に挑んだ男がいた。男は肉体を鍛え精神を鍛え技を鍛えた。だが、それでも届かぬ高嶺があった。しかし、僕は諦めるわけにはいかなかった。だから修行を重ねた果て、ひとつ答えに辿り着いた。核で蒸発しないためにも自分が核になればいい。真の最強をその身に刻め。これぞ我が最強。アイ・アム……アトミック」
ONE PIECE 1015話「麦わらのルフィ 海賊王になる男」
作画的な快楽はもちろんのこと、ドラマ的な側面からもテレビアニメ最高傑作のひとつとして数えられる挿話じゃないでしょうか。ワノ国編およびワンピースの歴史が積み上がって、この時間が生まれているんだなという素朴な感動があった。
Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ- すてっぷ4「DIYって、どこでも・いごこち・よくなるよ」
20分20秒あたりから始まるカットが印象的ですが、冒頭から始まる窓越しのカットから息を呑むほどいい。このお話の紫色のイメージが物語を引っ張っていており、そうと思えばあのような自転車のカットをいれてしまう大胆さ。今年一番びびったカットかも。
BIRDIE WING - Golf Girls' Story - 第7話「葵色の弾丸」
ギャグセン高いゴルフアニメ!詳しくは以下エントリーで書いたので割愛します。
paranoid3333333.hatenablog.com
平家物語 第十話「壇ノ浦」
「絵コンテ・演出:山代風我」覚えておきたい名前として刻まれた挿話だったんじゃないでしょうか。アクションつなぎもよかったですし、効果的な花のカット。そして、充実した運動アニメといった感じでグッときました。
ドラゴンクエスト ダイの大冒険 第78話「地獄からの生還者」
リメイク版『ダイの大冒険』大満足なアニメでした。基本的にジャンプアニメ的というか、強いやつを倒したらまた窮地に立たされる展開がやけに多い。そして、ここでまさかのヒムの再登場です。オリハルコンという重く硬い身体を活かした重みのあるアクション、そこに軽やかさも加わった一連の動きが気持ちよくてランクイン。その他には洞窟に潜っていく63話「聖なる継承」でのマァムのアクションがよかったですね。
ヒーラー・ガール 12話「私たち、C級ヒーラーガールです!」
どうせなら2クールくらいで見たくなったヒーラーガールからは、最終話の12話を選出。玲美が髪を切るといった物語的なできごとが、「私たち」=3人1組にかかってくるのがとても気持ちのいい演出でよかった。OPアニメーションもよかった。