さて、これも恒例(去年やってないけど?)の2019年映画裏ベスト。裏といってもただ旧作映画の順位づけだけという…
- 一匹の狼/ロンサム・コップ
- 喜劇 男は女のふるさとヨ
- 鉄砲玉の美学
- 殺し屋ネルソン
- Um Século De Energia
- 殺人捜査線
- 時代屋の女房
- ビガー・ザン・ライフ
- 怪盗ルパン
- 警察官
twitterでやったときにフォードの『ウィリーが凱旋するとき』を入れていたのですが、成瀬を忘れていまして修正かけました。それ以外は変わらずですね。
2019年末にかけては、2010年代映画ベスト100をやるぞと意気込んで10年代の映画を再見していく試みでしたが、肝心のベストを作ることもできず新年を迎えてしまいました。twitter見渡すとフォロイーさんこんなに書いているんですよね。マジ尊敬って感じです…
しかもね、みんなnote更新なんですよね。何だろう無国籍感とツールのシンプルさが流行っているのだろうか。身を引き締めて今年には出したいよね100ね。。。
それでも昨年旧作は年末に森崎東特集をブルーシアター(北千住)で毎週観れてよかった。『喜劇 男は女のふるさとヨ』今のところ森崎東ベスト。あの商店街は『夢見通りの人々』を想起する(こっちの方が先なんですけどね)し、あの路地裏はロマンポルノの記憶を刺激される。娘がさらわれた!旦那が殴られた!となればいてもたってもいられなくなり、彼/彼女らが生き生きと躍動する。日陰者に寄り添う暖かい映画だった。ランク外だけど『ロケーション』も映画内映画の傑作でした。年始も『生きてる内が花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』、『ニワトリはハダシだ』と森崎東特集とブルーシアター乗ってるね。『鉄砲玉の美学』実績のない若者が腕っ節だけ買われて宮崎を任される。空っぽな若者による、がむしゃらな人生ここにありモノで涙。そういえば、中島貞夫そこまで観たことがないなと思い反省する日々。孤独の男映画『一匹の狼/ロムサム・コップ』夜の街映画でもあるし、『真夜中の刑事』より断然こっち!オリヴェイラの短編も圧倒的なレヴェルでしたね。多分オリヴェイラ生きていてもやらないだろうけど、アニメ作ってもすごいの出来ると思うなーって感じた。『殺し屋ネルソン』も『殺人捜査線』も素晴らしかった。ドンシーゲルの乾いた暴力ここにあり。『ビガー・ザン・ライフ』はオープニングの子供達が駆けてドアから飛び出してくるシーンを観ただけで涙が出てくる。扉がキーになってて泣けました。『怪盗ルパン』これベッケルベスト!登場人物が優雅に舞ってるんだよね。身体の滑らかさにひれ伏した。『警察官』語りがめちゃくちゃ速くてたまらない。全力全開の運動映画!
それで以下次点かな。
ってな感じで、ことよろ!
◆追記(20/01/05)
さらに後で気づいたことですが、『SELF AND OTHERS』が抜けているのに気づき結局成瀬が圏外に…
- 一匹の狼/ロンサム・コップ
- SELF AND OTHERS
- 喜劇 男は女のふるさとヨ
- 鉄砲玉の美学
- 殺し屋ネルソン
- Um Século De Energia
- 殺人捜査線
- 時代屋の女房
- ビガー・ザン・ライフ
- 怪盗ルパン
- 警察官 (次点追加)