つぶやきの延長線上 second season

映画、アニメーション、音楽のこと

音楽雑記01

音楽レヴューっぽく音楽のことについて書くより、誰かに話すように、または日記のように書くほうが自分に合っているような感じがしているのでってことで。

さて、ご存知FRIENDSHIPの2ndフル『Undercurrent』これが彼らの新境地というか、ベスト作ではないだろうか(あくまで音源としての)。EPや1stが力の限り黒い音の塊(音圧)で他を寄せ付けないパワーでねじ伏せている印象があったが、今作めちゃくちゃ頭のいい作品になっている。それはもちろん彼らのフルスロットルのパワーがオレンジのアンプに注がれて、吐き出された音にはまちがいないのだが、全てが一斉に注がれた過去作よりもより空間を意識して力が分散され輪郭が生まれるサウンド。Su19bの2ndなんかが近い表現になっているように思う。印象的なギターリフ+Dビートに、次はブラストビート合わせてテンポチェンジしたり、身体的に心地いい。10曲さらっと飽きないで聴けてしまう。そして今回ドラムの音がズバ抜けていい。#2「Vertigo」のイントロや#7「Plague」を聴けば、その存在感にダンスしたくなることまちがいなし。あと思ったのはFEINDSHIPって一見ゴリゴリのハードコアでモッシュを誘発しそうな音楽なんだけど、わかりやすいモッシュパートを必要としていないよねバンドとして。結果的に身体が動く/動かないは別として。まあ、LIVEではボーカルの人結構突っ込んでくるので衝動的な音楽ではあるんだけど。

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それでこちらも新譜UNFADEDのST!(動画はEPの)たぶん、バンドとしては根底にジャパコアがあるとは思うんだけど、そこからネオクラストに昇華されたサウンドを引き下げてきた。パンクプロパーじゃないので歴史的文脈にはまだまだ疎いのだけど、ネオクラストにもかっちり音出したり、メロデスっぽいバンド(Khmer特に初期)、メロメロなバンド(Martyrdod後期とか)、RAWよりのsekienとか荒々しいEkkaia(2ndとか)いろいろあるけど、UNFADEDが面白いのは叫んでいるのにわりと何歌っているかわかるってことと、#4「果て無き旅」とかドラマティックな展開で最後の方とかメロディで高まる感じやばいんよね。あと#5「彷徨」のRAW感満載のギターリフとかやられる。

そんな感じで若手がかなりいいアルバム作ってていいことだねって本当思う。そのおかげでNightmareの新譜1回しか聴いていないのでまた聴きましょうね。