今年も早いもので師走です。告知ですが「アニクリvol.9.0 監督 山田尚子総特集号」へ『天使にふれるために——山田尚子論』を寄稿しました。
山田尚子監督作以外にも参加作品を参照しながら、主題を抽出して書いた作家論になっています。1章では彼女の操る「道具」を媒体としたコミュニケーションに着目し、2章では「触覚的需要」をヒントに、3章では山田尚子に固有の触覚的なモノについて書いております。
作り物であるアニメーションについてどうしてこうも私たちはショックを受けるのか(まるで画面からキャラクターが飛び出してくるように感じるのか)。そんなことを「触覚」をキーワードに論じています。私は『たまこまーけっと』が山田尚子で一番好きな作品なので触れているのは一番多いかと。基本的に前に書いたブログ記事が土台になっています。
paranoid3333333.hatenablog.com
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それと前回「アニクリ6.6」で書いた拙稿(「『続・終物語』は何度も編集される」)が「アニクリ6.5β」に再掲載されるようで、こちらも冬コミで発刊とのことです。
こちらの内容は前回のブログ記事をご確認ください(以下)。ということで告知でした。
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